当記事では独自ドメインの料金だけでメールアドレスを取得する方法を解説します。
自社用の独自ドメイン(例:myshop.com)取得は自分の住所を取得するようなものです。
取引相手が無料で取得できるメールアドレスを使用していたら不安になりませんか?
成長している会社で独自ドメインを持っていない会社はありません。
あなたの事業がさらに成長するためにもオリジナルのアドレスを取得し
お客様に安心して自社のサービスを使ってもらいましょう!
幸い、今ではたった年70円からとういうとても安い価格から、お店専用のメールアドレスやホームページアドレス(独自ドメイン)を手に入れる時代になりました。
通常、独自ドメインでメールアドレスを取得するにはドメイン料金とは別にメールサーバーを借りる必要がありますが
サーバーは借りることなくメールを運用する方法を解説します。
なぜ独自ドメインが重要なのか?
- 信頼感のアップ: お店専用のメールアドレス(例:info@myshop.com)やホームページアドレス(例:www.myshop.com)を持つことで、顧客からの信用が増します。これにより、あなたのビジネスが正式で信頼できると感じてもらいやすくなります。
- ブランドの強化: 「独自ドメイン」は、まさにあなたの会社名・店舗名そのもの。それをアドレスにすることで、覚えやすく、お客さんに強く印象づけることができます。
- 競争での優位性: 地元の同業他社と比べて、おしゃれでプロフェッショナルな印象を持たせ、オンライン上での存在感を強めることができます。
独自ドメインを4ステップで簡単に取得する方法
ドメイン名を考える
短くて覚えやすく、お店の名前や提供する商品を思い起こさせるようなドメイン名を選びましょう。
お店の場合は集客する地域の名前を取り入れるのも良いアイデアです。
また、ドメイン名の末尾のドップレベルドメインと呼ばれる
.comや.jp、.netなどがありますがその種類によって登録料金が変わります。
主な初回の登録料は年、数百円〜2千円前後になります。
.clickなどマイナーなものだと年70円から登録できます。
ちなみに弊社のドメインeazee.workの登録料は年310円でした。
ドメインの価格一覧はこちらからご確認ください。
次では池袋にあるカフェを想定して3つ例を提示します。
1.お店の名前のドメイン名を取得する
ドメイン名:shopname.jp
メリット:短くて覚えやすくブランドとして使える
デメリット:検索されるキーワードが入っていないので何処にある何の店か分かりにくい。
2.検索キーワードでドメイン名を取得する
ドメイン名:ikebukuro-cafe.tokyo
メリット:検索されるキーワードが入っているのでGoogleやYahooなどから検索されやすい
デメリット:個性がないのでブランドとしては使えない
3.キーワードとお店の名前の入れたドメイン名を取得する
ドメイン名:ikebukuro-shopname.com
メリット:検索されるキーワードとお店の名前入っているので検索されやすくお店の名前もわかる
デメリット:ドメイン名が長く覚えにくく入力しずらい
ドメインを取得する
ドメインを売っている会社(レジストラ)はいくつもあります。初めての方でも安心して使える、価格が安くサポートが充実しているところを選びましょう。
私が長年使用しているのはGMOが運営しているバリュードメインです。
ドメイン料金が非常に安く、わからない所もライブチャットサポートですぐ答えてくれることが気に入っています。
ドメイン名が空いているかチェックする
考えたドメインが他に使われていないか、かまず確認します。
下記のページの
>> Value Domainのページから
赤丸に登録したい文字列を半角英数で入れて”虫眼鏡マークの検索ボタン“を押してください。

赤丸の箇所が”取得できません“の場合はすでに他社が取得しているドメインですので
別の名前で再度検索し直してください。
“取得する“が表示されましたらそのドメイン名を取得できますので選択してください。

ドメインを登録する
ドメイン名、期間、価格などを確認してまちがいなければ”次へ進む“を選択

まず”ユーザー登録“を選択してください。
ここでドメイン登録に必要な下記の情報を用意して全て入力してください。
※ここで入力した情報は公開されません。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- ユーザー名(Value Domainログイン時に使用なので控えて下さい)
- パスワード(Value Domainログイン時に使用なので控えて下さい)

支払い方法を選択して、「利用規約 サービス利用規約 を確認して同意します。」にチェックを入れ
“申し込み確定“で完了です。

取得したドメインでメールアドレスを作成する
ドメインを取得したら、お店用のメールアドレスを作りましょう!
Valu Domain側の設定
下記のページから赤丸のログインを選択

ドメインを登録する際に入力したユーザー名とパスワードを入力し”ログイン“を”選択します。

左のメニューから”ドメイン“→”ドメインの設定操作“を選択

少し下に移動して赤丸の”ネームサーバー“を選択

少し下に移動し”転送機能付き上位レジストラのネームサーバーを利用する“を選択すし
“保存をする“を選択すると「正常に更新しました」を表示されたら
再度、左のメニューからドメイン→ドメイン設定操作 の画面に戻ります。

赤丸の”メール転送“を選択します

次に転送先メールアドレスをGoogleで取得したGmailアドレスを用意します。
もしGoogleアカウント自体が未作成でGmailアドレスがない方は下記を参照してください。

自分のGmailアドレスが分からない方は下記にアクセスして下さい。
>> https://mail.google.com
右上の赤丸アイコンを選択すると赤下線のGmailアドレス(◯◯◯◯@gmail.com)が確認できます。

ユーザー名に作成したいメールアドレスのユーザー名を入力、(下記の例であればinfo メールアドレスはinfo@eazee.work)
転送先メールアドレスに先ほど確認したGmailアドレス(下記の例であればeazeeworkinfo@gmail.com)を入力し
“変更“ボタンを選択してください。
以上でValu Domain側の設定は完了です。
ここまでの設定でGmailで自分で取得したドメインのメールアドレス(下記の例であればinfo@eazee.work)で受信のみできるようになっています。

Gmail側の設定
続いて下記、GoogleのGmailの設定を変更します。下記のリンクに移動して下さい。
>> https://mail.google.com/
まず後に使用する独自ドメインメールで使用するパスワードを取得します。
右上の赤丸のアイコンを選択サブウィンドウが表示されます。
赤丸の”Googleアカウントを管理”を選択

左のメニューの”セキュリティ“を選択
少し下に移動して赤丸の”2段階認証プロセス 2段階認証プロセスは無効になっています > “を選択

赤丸の電話番号を追加を選択すると下記画像の
“2 段階認証プロセス用の電話番号の追加”の小窓が出ますので
最初はアメリカの国旗が表示されていますので選択すると一番下の方に日本の国旗のマークがありますので選択して下さい。
+81の後に携帯の電話番号を入力し”次へ“を選択

あなたの携帯電話に下記画像のようなSMSが届きますので赤丸のG-の後の番号を控えて下さい。

G-の後の番号を入力し確認を押すと
“2 段階認証プロセスで保護されています”が表示されますので
“完了“を押して下さい。


次に下記にアクセスして下さい。
>> https://myaccount.google.com/apppasswords
アプリ名(何でも大丈夫です)を入力し”作成“を選択

生成されたアプリパスワードが表示されますので
赤枠に表示されたパスワードを控えて下さい。

右上の赤丸の設定ボタンを選択するとクイック設定のメニューが右側に表示されますので
赤丸の”すべての設定を表示“を選択して下さい。

赤丸のアカウントのインポートを選択
赤丸の他のメールアドレスを追加を選択

小さいウィンドウが表示されますので
名前(メール送信時に使用される名前)と
メールアドレス(独自ドメインのメールアドレス)のみを入力し
エイリアスはチェックを入れたままで”次のステップ“を選択して下さい。

ユーザー名はGmailアドレスを入力して下さい。
パスワードはGoogleでログインする際のパスワードを入力して下さい。
”アカウントの追加”を選択して下さい。

下記のメッセージが表示されましたら設定したメールアドレスにGoogleからメールが届いているので確認します。

受信トレイをクリックするとGoogleからの件名が「Gmailからのご確認」のメールが届いています。

メールの赤線のリンクをクリックして下さい。

下記のメッセージが表示されるので”確認“を選択

下記のメッセージが表示されるのでhttps://mail.google.comのリンクを選択

右上の赤丸の設定を選択、赤線の”すべての設定を表示”を選択

赤丸の”アカウントのインポート“を選択し、赤線の追加したメールアドレスの”デフォルトに設定“を選択

左メニューの作成を選択すると新規メッセージの差出人が自分のドメインのメールで表示されることを確認してください。

以上で自分のドメインのメールで送信、受信ができるようになりました。
大変お疲れ様でございました。
自分のドメインのメールを名刺などに記載して活用しましょう!